花の開発と付加価値への挑戦

たかおこういち           
尾 光一  さん(31才)
田主丸町柴刈支店管内・筒井


以前週3回は行っていた久留米のスポーツジム。 最近多忙で、仕事が終わって月一程度になりました。
小中高と続けた空手は黒帯。 現在、田主丸町消防団4分団の西部地区部長をしています。

 

 高校卒業後、2年間愛知県の園芸農家で研修し、就農して11年になる光一さん。4人家族の長男で、両親が始めた尾園芸の後継者として鉢物を主体に生産。80アールに17棟ある園芸ハウス全棟を任されているほか、露地で20アールを経営しています。
 就農後、3棟のハウスを建設時から任された時、借り入れ資金も、当初は本当に返せるか不安もありましたが、今ではおかげで良い勉強になったと当時を語ります。
  当時、英国王立園芸協会の会員だった父の勧めもあり、就農1年後にイギリスで最も人気のあるチェルシーフラワーショウ(花博覧会)を見に行きました。「もともと父は花探しにオーストラリアに10年位出かけて行ってましたし、イギリスへの視察は半分遊びでしたが、今思えば花への思いが強まったのはこの頃からかな」と振り返ります。
 現在、初恋草を主体にサザンクロス、エリカなど常時約20種類を育種・生産しています。出荷先は主にJAの鉢物部会を通じて関東や関西方面へ。個別に園芸店の注文も受け付けています。
 4軒からなる「初恋草研究会」の一員として品種開発も進めており、『初恋草』の品種特許はたくさんあります。「開発は交配を重ね、量を増やし商品になるまで3年はかかります。ゆくゆくは父が認める商品を世に出すのが目標ですが、まだまだです。将来はガーデニングなどで寄せ植えの提案ができる商品を作りたい。その為には商品の仕立て方など、付加価値の研究も必要」と先を見据えます。いつかは父を越える日をめざして、光一さんの挑戦は続きます。

《初恋草研究会のHP》 http://www.hatsukoisou.jp/

 

新商品『ミチコワイズリー』の前で

寄せ植えによく合う『初恋草』

 
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